宝くじの雑学12選!44億円を着ぐるみで受け取った男

一攫千金の夢を運んでくれる宝くじですが、その歴史や仕組みを詳しく知っている方は意外と少ないかもしれません。

日本では江戸時代よりも前にお寺の行事として始まったとされ、戦争や法律に翻弄されながら今の形になりました。

海外に目を向ければ、子どもが当選番号を歌う国もあれば、着ぐるみ姿で賞金を受け取った人もいます。

そんな宝くじにまつわる雑学を12個ご紹介します。

1. 宝くじの原型は寺の富会

宝くじの原型は寺の富会

日本の宝くじの原型は、大阪の箕面山瀧安寺で行われていた富会だとされ、その始まりは1624年頃だったとも言われています。

当たった人に贈られたのは現金ではなく福運のお守りで、大金を手にする催しというより、信仰と結びついた寺の行事だったと伝えられています。

※富会は「とみえ」、箕面山瀧安寺は「みのおさんりゅうあんじ」と読みます。

2. 抽せん前に終戦を迎えた勝札

抽せん前に終戦を迎えた勝札

1945年7月に発売された勝札は1枚10円、1等は10万円という宝くじでしたが、抽せん日を待たずに終戦を迎えたため、のちに負札と俗に呼ばれるようになりました。

抽せん自体は同じ年の8月25日に行われており、券がそのまま紙くずになってしまったわけではありません。

※勝札は「かちふだ」、負札は「まけふだ」と読みます。

3. ハズレ券でタバコがもらえた

ハズレ券でタバコがもらえた

1945年10月に発売された戦後第1回の宝くじも1枚10円で1等は10万円でしたが、ハズレ券を4枚集めるとタバコ10本と交換できる仕組みがついていました。

物資が足りない時代ならではの工夫で、当時のタバコは現金に近い価値を持っていたとも言われ、貴重な景品でした。

4. 陰富に科された重い罰

陰富に科された重い罰

江戸時代に幕府が認めていたのは、寺社の修復費を集めるための御免富だけで、無許可で行われる陰富は取り締まりの対象でした。

1816年には湯島天神の陰富を発行した胴元が遠島、つまり島流しを申し渡された例もあり、取り締まりの罰はかなり厳しいものだったようです。

※陰富は「かげとみ」、御免富は「ごめんとみ」と読みます。

5. 還元率は競馬より低い

還元率は競馬より低い

300円の宝くじを1枚買ったときに戻ってくる期待値はおよそ140円で、還元率はおよそ45〜47%とされ、約75%と言われる競馬などの公営競技と比べても低い水準です。

年末ジャンボの1等が当たる確率は2000万分の1とされ、夢の大きさと当たりにくさは表裏一体だと言えそうです。

6. 税金がかからない理由

税金がかからない理由

宝くじの当せん金に所得税がかからないのは、当せん金付証票法という法律であらかじめ非課税と定められているためです。

ただし売上のおよそ40%は収益金として発売元の自治体に納められており、くじを買った時点ですでに税金を先払いしているようなものだとも言われます。

7. 受け取られず消える大金

受け取られず消える大金

当せん金には受け取りの期限があり、そのまま時効を迎えてしまうお金が毎年およそ100億〜180億円にのぼるとされています。

1億円以上の当たり券が時効になった年もあり、令和4年度には1億円以上の当せん金が6本、持ち主のもとに渡らないまま期限を過ぎてしまいました。

8. 高額当選者だけが読む本

高額当選者だけが読む本

1000万円以上が当たった人には、みずほ銀行から『【その日】から読む本』という57ページの冊子が無料で配られます。

仕事は辞めないなどの戒めが書かれており、急に大金を手にした人が暮らしを崩してしまわないよう、お金との向き合い方を伝える内容になっています。

9. 子どもが歌う当選番号

子どもが歌う当選番号

スペインのクリスマス宝くじは1812年に始まった歴史ある行事で、1等はエル・ゴルドの愛称で親しまれています。

当選番号はサン・イルデフォンソ校の子どもたちが独特の節をつけて歌い上げ、同じ番号がまとめて売られるため、村ぐるみで当たる光景も名物になっています。

10. 占い菓子が招いた同時当選

占い菓子が招いた同時当選

2005年のアメリカのパワーボールで、通常は4〜5人ほどの2等に110人が同時に当選するという出来事がありました。

原因はフォーチュンクッキーに印字されたラッキーナンバーを大勢が使っていたことで、不正ではないと確認され、当選者全員に賞金が支払われました。

※フォーチュンクッキーは、おみくじのような紙が入ったアメリカの菓子です。

11. 買い占めで14回当てた男

買い占めで14回当てた男

ルーマニア出身の数学者ステファン・マンデルは、番号の組み合わせを買い占めるという方法で宝くじに14回当選しました。

1992年のアメリカ・バージニア州では、約700万通りのうち9割ほどしか買えませんでしたが1等を引き当て、賞金は総額でおよそ2800万ドルでした。

12. 着ぐるみで受け取った理由

着ぐるみで受け取った理由

2022年には、中国でおよそ44億円にあたる2億2000万元に当選した男性が、全身を覆う黄色い着ぐるみ姿で授与式に現れました。

理由は妻や子どもに知られると働かなくなってしまうからというもので、家族にも秘密にしたまま巨額の賞金を受け取ったと伝えられています。

更新日:2026年8月17日(月) 11:37

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