カワウソは、イタチ科に属する半水生の哺乳類で、川や湖などの水辺に暮らしています。
流線型の体と水かきのついた足を持ち、水中を自在に泳ぎ回る姿が魅力的です。
仲間同士で手をつないで眠る習性が話題となり、世界中で人気を集めています。
愛らしい見た目の裏には、自然界で生き抜くための驚くべき能力が隠されています。そんなカワウソにまつわる雑学を10個ご紹介します。
1. 水の中が得意な動物

カワウソは川や湖などの水辺にすむ小型の哺乳類で、前後の足に水かきがあり、水の中を自在に泳ぎ回ることができる得意な動物です。
流線型のしなやかな体つきと、水をしっかりとはじく密度の高い毛皮を持っていて、水の中での素早く力強い動きが非常にすぐれています。
2. 細長い体で泳ぎやすい

カワウソの体は頭から尻尾まで細長くのびた流線型をしており、水の中で受ける抵抗がとても少ない、泳ぎに適した形になっています。
四肢が短くて体に沿いやすく、長くて力強い尻尾をうまく活用することで、水中をすばやく動いたり自在に方向転換したりすることができます。
3. カワウソがすむ場所

カワウソは川・湖・海岸など水辺のすぐ近くを好んで生息しており、水と陸の両方を上手に使いながら日常の生活を送っています。
水質のよい静かで自然豊かな環境を好み、魚が多く生息する清流や河口付近、または海岸線沿いの岩場や砂浜の近くに巣をつくって暮らしています。
4. 魚やカニを食べる動物

カワウソの主な食べ物は魚で、水中にすばやくもぐって魚を追いかけ、発達した前足と鋭い歯を使って上手に捕まえることができます。
魚のほかにもカニやエビ、カエル、小さな水鳥や貝類など、水辺の周辺で手に入るさまざまな生き物を食べることができる雑食性の動物です。
5. 食べる量がとても多い

カワウソは体が小さい割に食欲がたいへん旺盛で、1日に自分の体重の約15〜20パーセントにもなる大量の食べ物を必要とする動物です。
水の中での活発な運動によって多くのエネルギーを消費するため、毎日休まず食べ続けないと体温や体力をうまく維持することができません。
6. 単独で行動する動物

カワウソは基本的に単独で行動する動物で、ほかの個体と群れをつくることなく、なわばりの中でひとりで狩りや移動をおこないます。
繁殖期や子育ての時期には雌雄でいっしょに行動することもありますが、それ以外は広い行動範囲の中をひとりで移動しながら生活しています。
7. においでなわばりを示す

カワウソはこう門の近くにある臭腺から独特のにおいを分泌し、なわばりの中の岩や地面にこすりつけて自分の存在を周囲に知らせます。
このにおいマーキングによってほかの個体に縄張りの存在をはっきりと伝え、よそ者が不用意に近づかないようにする効果があります。
8. すべり台遊びをする動物

カワウソは泥や雪でおおわれた川岸の斜面を、おなかを下にしてしばしばすべり降りるという遊び行動をとることが知られています。
この行動は食べ物を得るためではなく純粋な遊びと考えられており、同じ斜面を何度もくり返しすべりながら楽しむ姿が観察されています。
9. 木の根や岩陰を使う巣

カワウソは自分で巣穴を掘ることはほとんどなく、水辺にある木の根のすき間や、大きな岩のすき間にできた空洞を巣として利用します。
こうした自然の地形をじょうずに活用することで、外敵から身を守りながら安全に休んだり、子育ての場所として役立てたりしています。
10. 親が守り育てる子ども

カワウソの赤ちゃんは生まれたときはまだ目が開いておらず、しばらくの間は巣の中で親にしっかりと守られ体を温められながら育ちます。
やがて成長するにつれて親から泳ぎや狩りのやり方を教わりながらも、一人前として自立できる力をゆっくりと身につけていきます。
更新日:2026年6月5日(金) 01:18

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