冬季オリンピックに関する豆知識

白銀の世界で繰り広げられる熱い戦い、冬季オリンピック。

トップアスリートたちの華麗な演技や記録に心を動かされる一方で、その歴史や道具には、意外と知られていない「驚きの事実」がたくさん隠されています。

今回は、友人や家族に思わず話したくなる、冬季オリンピックの選りすぐりの雑学をご紹介します。

1. 冬季オリンピックの始まり

1924年にフランスのシャモニーで開催された大会が第1回であり、当時は「国際冬季スポーツ週間」という名称で試験的に行われました。

その成功を受けて翌年に正式な第1回大会として認定され、現在へと続く冬季五輪の歴史がここからスタートすることになります。

2. 夏季と冬季は昔、同じ年に開催されていた

1924年から1992年までは夏季と冬季が同じ年に開催されるのが通例であり、世界が熱狂する特別な一年となっていました。

その後は興行面や準備期間を考慮して日程が変更され、1994年からは2年ごとの交互開催となって冬の祭典が独立しています。

3. 史上最もメダルを獲得している国はノルウェー

冬季五輪の通算メダル数で圧倒的な1位を誇るのはノルウェーであり、人口約500万の小国ながら他を寄せ付けない強さを見せています。

生活にスキーが根付く環境に加え、楽しみながら取り組む育成システムが驚異的な結果を生んでいます。

4. ビリの選手が金メダルを獲得したことがある

2002年ソルトレークシティ大会のショートトラックで、ブラッドバリー選手は準決勝と決勝で前の走者が全員転倒する奇跡に遭遇しました。

最後尾の彼は無傷でゴールして同国初の金メダルを手にし、「最も幸運な金メダル」と世界中で語り継がれています。

5. ジャマイカのボブスレーチームの活躍

南国ジャマイカがカルガリー大会にボブスレーで初出場した実話は、映画『クール・ランニング』のモデルとして有名になりました。

資金難や練習環境の不足を乗り越えて挑戦した彼らの姿は、五輪の精神を体現するものとして多くの感動を呼び続けています。

6. カーリングのストーンはスコットランドの無人島で作られている

カーリングの公式戦のストーンは、アルサ・クレイグ島という無人島で採掘される特殊な花崗岩から作られています。

この石は水を吸いにくく硬いため、変質を防ぎ、激しい衝突にも耐えられる最高品質の素材とされています。

7. アイスホッケーのパックは試合前は冷凍されている

硬質ゴム製のパックは、常温だと弾力がありすぎて氷の上で跳ねてしまい、正確なコントロールが難しくなります。

そのため試合前には必ず冷凍庫で凍らせておき、試合中も審判が定期的に新しいものと交換して常に冷えた状態を保っています。

8. スキージャンプは「飛型点」という美しさの点数がある

スキージャンプは飛距離だけでなく、飛行姿勢や着地の美しさを評価する「飛型点」が勝敗を左右する重要な要素です。

特に着地で足を前後に開くテレマーク姿勢が決まると高得点になり、距離と美しさの両立が求められる奥深い競技です。

9. フィギュアスケートはもともと「夏季オリンピック」の種目だった

フィギュアスケートは冬季大会が始まる前、ロンドンとアントワープの夏季オリンピックで行われました。

室内リンクなら夏でも開催可能でしたが、1924年に冬季大会が新設されてからは花形種目として定着しています。

10. 「幻の札幌大会」があった

1972年の札幌五輪はアジア初の開催として有名ですが、実はその約30年前の1940年にも札幌での開催が一度は正式に決定していました。

しかし当時の日中戦争の激化を受けて日本側が開催権を返上したため、実現することなく消えた幻の大会として歴史に記録されています。

更新日:2026年2月8日(日) 12:11

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