目次
1. 熱中症の4割は室内で起こる
熱中症というと炎天下の外を想像しがちですが、統計では約4割が室内で発生。
特に高齢者はエアコンを遠慮して使わないことが原因になることが多いです。
2. 喉が渇いてからでは遅い
人間は体の水分が2%失われただけでパフォーマンスが低下します。
喉の渇きはすでに脱水のサインなので、こまめな水分補給が必須です。
3. 水だけでは危険な場合もある
大量に汗をかいた時は、水だけ飲むと血液中のナトリウム濃度が下がる低ナトリウム血症を起こすことがあります。
塩分や経口補水液もセットで取るのが安全。
4. 熱中症は“夜”も起きる
昼間に溜まった体温が夜に下がらず、寝ている間に熱中症になるケースも。
特に熱帯夜は要注意で、扇風機やエアコンを弱めにかけっぱなしにするのが効果的です。
5. 冷やすなら「首・脇・足の付け根」
太い血管が通っている場所を冷やすと効率的に体温を下げられます。
氷嚢や冷却ジェルはこの3点が鉄板です。
6. “気温”より“湿度”が危険を決める
湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体温調節ができません。
WBGT(暑さ指数)は気温・湿度・輻射熱を合わせて計算し、熱中症危険度を示します。
7. 体格や性別でもリスクが違う
筋肉量が少ない人ほど体内の水分保有量が少なく、熱中症になりやすいです。
特に小さい子どもや高齢者、そして女性は筋肉量の点で要注意。
8. 冷たい飲み物は“胃腸”にも影響
一気に冷たい水をがぶ飲みすると、胃腸の血流が減り消化機能が低下します。
冷たい飲み物は少しずつ飲むのがベスト。
更新日:2025年9月1日(月) 10:00