LINEの脈なしサインの雑学11選!恋の68%は友達から
メッセージを送っても、返ってくるのは短い一言かスタンプだけ。そんな反応が続くと、もう脈なしサインなのだろうかと気になります。
ただ、返信の速さや長さは気持ちの強さをそのまま映す物差しとは限らず、研究では関係の満足度と結びつかない場面も報告されています。
見るべきなのはやり取りの回数ではなく中身のほうで、そこにはまだ関係が動く余地も残されています。
そんなLINEの脈なしサインにまつわる雑学を11個ご紹介します。
1. 焦らす作戦は効かない
初デートのあと、わざと返信を遅らせて気を引く作戦は、実験では支持されていません。
2025年に公開された米英543名の研究では、架空のデート場面を読んで答える形式で、翌朝の連絡がもっとも関係を続けたい気持ちを高め、2日空けた条件がもっとも低いという結果でした。
2. 言葉づかいが急に丁寧に
砕けた言葉づかいだった相手が、急に丁寧語や整った文に戻るのは、距離を取り直しているサインと説明できます。
これは話し方をあえて相手と変えて距離を保つダイバージェンスにあたり、こちらが3行で相手が1行と文字数の差が開くのも、会話への投資量の差と言えます。
※ダイバージェンス=相手とあえて違う話し方を選んで、距離を保とうとする現象のことです。
3. 質問が返ってこない理由
1975年の不確実性低減理論では、関心が高いほど、その人を知ろうとする情報探索が増えるとされます。
質問が来ないのは嫌われているというより、知りたいと思うほどの関心がまだ育っていない段階と読め、相手から新しい話題が出ないのも会話を続ける役を降りた形です。
※不確実性低減理論=相手のことが分からない不安を減らすために情報を集めようとする、という考え方です。
4. 予定の話が具体化しない
今度ごはん行こうで止まり、日時や場所が出ない場合は、社交辞令の可能性があります。
マイナビ学生の窓口が2017年1月に公開した大学生188人へのアンケートでは、55.3%がこの言葉を社交辞令として使っていると答えたという調査もあり、言う側の意識を尋ねたものです。
5. 思わせぶりだけが続く
思わせぶりな反応だけが断続的に返る状態はブレッドクラミングと呼ばれ、関係が進まないのに切れもせず受け手が消耗しやすいと言われます。
Navarroらが2020年にスペインの18歳から40歳に行った調査では、直近1年の経験者や実行者が3割強、ゴースティングは約2割でした。
※ブレッドクラミングはパンくずのような小さな反応だけを与え続けること、ゴースティングは突然連絡を絶つことです。
6. 文字のやり取りが重い人
クロス・マーケティングが2024年5月に公表した20歳から69歳1,100人の調査では、テキストのやりとりで思うことの最多は後から読み返せることで35.0%、やりとりが多い人も56.0%でした。
相手にとってLINEはすぐ応じる場ではなく、都合のいいときに返すのかもしれません。
7. 距離を保つ対人スタイル
2025年の研究では、回避型の愛着スタイルの傾向が高い人は、送るメッセージの数が少ないという結果が出ています。
交際初期の大学生カップル40名という小さなサンプルなので言い切れませんが、そっけなさは自分への評価ではなく、対人スタイルの表れかもしれません。
※愛着スタイル=人との距離の取り方の癖のことで、回避型は近づきすぎないようにする傾向を指します。
8. 速さは物差しになりにくい
Holtzmanらが2021年に報告した647名の研究では、連絡の頻度や早さと満足度の関連は、遠距離では見られたが、近くに住む関係では見られませんでした。
通知を1日切る実験では情報を逃す不安が高まるとの報告もあり、単に気づいていないだけということも起こりえます。
9. 追いLINEが効きにくい理由
単純接触効果は回数を重ねるほど好意が上がるとは限らず、1989年に134の研究をまとめた分析では、多すぎると効果が下がっていました。
返信を促す圧の強いメッセージは自由を制限されたと感じて反発する心理的リアクタンスを招きやすく、理論上は分が悪い作戦です。
※単純接触効果=繰り返し接するほど好意的に感じやすくなる現象。追いLINEそのものを調べた実験はなく、理論からの説明です。
10. 恋愛の多くは友人から
Stinsonらが2022年に報告した、北米の7つのサンプル約1,900人をまとめた分析では、恋愛関係の68%が友人から始まっていました。
サンプルによって4割台から7割超まで幅はありますが、短期で決着を狙うより、関係が変わるまでの時間を確保するほうが本流と言えそうです。
11. 増やすのは回数より深さ
Leckforらが2025年に報告した初対面286組572名の実験では、深い話は雑談より結びつきを高め、対面とテキストで差はありませんでした。
ただしテキストでは自己開示の量が減り、それが親密さの低さにつながっていたため、LINEで増やしたいのは回数より話の深さです。