女性の脈なしサインの雑学11選!社交辞令の笑顔は作れる
優しく話を聞いてくれる、笑顔で応えてくれる。うれしい反応ほど、本心なのか社交辞令なのかは見分けがつきません。
ただ、手がかりがないわけではありません。笑顔の作られ方、返事までの間の長さ、断り文句の形など、社交辞令の輪郭をとらえた研究がいくつも残されています。
断るつもりでも断れなかったという実験や、避けたことが相手に伝わっていなかった調査もあります。
そんな女性の脈なしサインにまつわる雑学を11個ご紹介します。
1. 笑顔の量では脈は測れない
ラフランスらが2003年に162の研究をまとめた分析では、女性は男性よりもよく笑う傾向があり、その差は人に見られていると分かる場面ほど大きくなりました。
気づいていない場面では差はぐっと小さくなり、社交辞令の笑顔は性格ではなく状況が作っているようです。
2. 目尻のシワは作れてしまう
目尻にシワが寄る笑顔はデュシェンヌ・スマイルと呼ばれ、本物の証とされてきました。
しかしクルムフーバーらが2009年に行った実験では、面白がるふりをするよう指示して作られた笑顔の83%がデュシェンヌ型と判定され、見た目だけで本心は切り分けにくいようです。
3. あいづちは同意ではない
日本語は会話中のあいづちが多い言語で、複数の対照研究でも日本語話者はあいづちの回数が多いことが示されています。
堀口純子の整理によれば、第一の役割は「聞いています」という信号で、同意はその一部にすぎず、よくうなずくことが特別扱いとは限らないようです。
4. 返事までの間は0.7秒
ケンドリックらが2015年に英語の電話会話195事例を分析した研究では、返答までの空白が約0.7秒を超えると、断る側の返事が承諾を上回っていました。
この数値は英語の研究での目安ですが、間が長いほど乗り気でないと受け取られる傾向は日本語話者でも確認されています。
5. 避けたことは伝わらない
ボーンズとデヴィンセントが2019年に行った調査では、好意を向けられた側の52%が「その人を避けるようにした」と答えた一方、向けた側で「相手は自分を避けたと思う」と答えたのは7%でした。
米国の大学院での話ですが、同じ出来事の記憶がずれることはありそうです。
6. 日程を一度だけ差し出す
「今度ご飯行きましょう」と言われたときは、日時を一つだけ差し出してみると反応が分かれます。
言い訳だけが返ってきて代案が出てこなければ断りの形が完成していますが、この手順そのものを調べた研究はないので、あくまで日常の目安として使うのがよさそうです。
7. その場では断りきれない
ジョエルらが2014年の実験で、魅力を感じない相手の誘いに応じると想像で答えた人は16%でしたが、隣の部屋にいると信じた場面では37%に増えました。
理由は相手を傷つけたくない配慮で、カナダの大学生が対象ですが、応じたこと自体は好意の証拠になりにくいようです。
8. 男性は読み分けが苦手
アビーが1982年に行った実験以来、男性は女性の友好的な態度と恋愛的な関心を読み分けるのが苦手だという結果が、くり返し報告されています。
つまり優しくされた時点で読み違えの条件がそろっているわけで、優しさそのものを手がかりにするのは難しいと言えそうです。
9. 礼儀を重んじる伝え方
ホールらが2010年に5020人から作った尺度では、好意の伝え方は5つに分かれ、礼儀を重んじる人は関心があっても距離を保つ行動しか出しませんでした。
米国の調査ですが、遠慮がちな日本ではこうした人がさらに多い可能性もあり、控えめな態度では判断しにくそうです。
※尺度とは、心理学で人の傾向を、たくさんの質問への答えから測る物差しのことです。
10. 女性は受け身とは限らない
パーパーとワイスが1987年に行った調査では、女性が書いたエッセイの87.2%に、自分から男性に働きかける方法が書かれていました。
これは実際の行動観察ではなく書かれた内容の分析ですが、関心があれば女性の側から動くという意識は珍しくないことがうかがえます。
11. 断らないのは安全のため
フリードマンらの2022年の研究では、女性は相手から危害を加えられる不安が高い状況ほど、はっきりと断らずに連絡を絶つ選択を支持しました。
米国の仮想シナリオ実験なので日本にそのまま当てはめることはできませんが、同じような心配が働くことはありそうです。