カラスに関する豆知識
街中でよく見かけるカラス。ゴミをあさる厄介者というイメージが強いかもしれませんが、実は驚くほど賢く、人間臭い一面を持つ魅力的な鳥なのです。
今回は、そんなカラスの知られざる生態や、思わず誰かに話したくなるような面白い雑学を12個集めてみました。
1. 人間の7歳児並み?トップクラスの知能
カラスは鳥類の中でずば抜けて頭が良く、状況を観察して問題を解決する高い能力は人間の7歳児に匹敵すると言われています。
車を利用して硬いクルミを割るなど、周囲の環境に適応しながら柔軟に思考を変化させて生き抜く優れた学習能力を持っています。
2. 人の顔を覚えて根に持つ!驚異の記憶力
カラスは視覚が非常に発達しており、自分へ危害を加えた人間の顔を個別に識別して長期間に渡り記憶する高い能力があります。
数年経過してもその相手の顔を忘れずに激しい威嚇行動をとるなど、非常に執念深く驚異的な記憶力を備えていることで有名です。
3. 実は遊ぶのが大好き
カラスは生きるための行動だけでなく、純粋に遊びそのものを楽しむことができる非常に感情豊かな珍しい動物として広く知られています。
雪が積もった斜面を仰向けになって滑り降りたり、公園の遊具を器用に利用しながら、まるで人間の子供のように元気に無邪気に遊びます。
4. 道具を作って使いこなす
一部のカラスは、木の枝を自ら器用に加工して木の穴に潜む虫を釣り上げるための専用の道具を作り出すという驚きの行動をとります。
身近にあるものを状況に合わせて形を変え、目的を達成するための道具として自在に使いこなす驚くべき器用さと高い知能を持っています。
5. 光るものが好きというのは迷信
カラスが光るものを巣に集めるというのはよくある誤解であり、実は光るものだけを特別に好むという事実は確認されていません。
彼らは生まれつき好奇心が非常に旺盛であり、単に今まで見たことのない目新しい物体に対して強い興味を示しているだけなのです。
6. 脂の乗った肉や魚が好物
カラスは雑食性で何でも食べますが、実はかなりの美食家であり、乾燥したエサより脂の乗った肉や魚の部位を好んで食べるのです。
ただし鮮度にはとてもうるさいという大きな特徴があり、腐敗が進んだ食べ物は避けるなど、口にするものを自らしっかりと選別しています。
7. エサを隠して後で食べる貯食行動
食べ切れないほどのエサを見つけると、木の隙間や土の中といった安全な場所にこっそりと隠しておく賢い貯食行動をとります。
自分が隠した場所を正確に記憶する能力に優れており、長時間が経過してからでも決して忘れずにエサを回収することができるのです。
8. 仲間の死を悼む?カラスのお葬式
死骸の周りにカラスが集まる行動は「お葬式」と呼ばれますが、実は仲間の死を深く悲しんで悼んでいるわけではないと言われています。
仲間の死因を探り、周囲に危険な外敵がいないかという情報を群れでしっかりと共有して警戒するためのとても重要な行動なのです。
9. 実は清潔好きで水浴びをする
ゴミをあさる姿から不潔な印象を持たれがちですが、実は鳥類の中でも非常に綺麗好きで清潔な動物として広く知られているのです。
頻繁に水浴びをして羽に付いた汚れや寄生虫を落とし、常に自分の体を清潔な状態に保つよう心がけて毎日生活しているのが特徴です。
10. ハンガーを巧みに使う凄腕の巣作り
春になると、都会のカラスは家のベランダから針金ハンガーを盗み出して自分たちの巣材に利用することがよく知られています。
木の枝が少ない都会の環境に適応し、丈夫な金属製ハンガーを巧みに編み込むことで非常に頑丈で立派な巣を作り上げてしまうのです。
11. カラスの羽が真っ黒に見える理由
カラスの羽にはメラニン色素が多く含まれるため、私たちの目には全身が真っ黒な姿であるように認識されるのが一般的なのです。
しかし構造色の仕組みにより、光の当たり方次第で青や紫や緑色などにとても美しく輝いて見えるという不思議な特徴を持っています。
12. 鳴き声のバリエーションで会話をしている
カラスの鳴き声には約40種類もの豊富なバリエーションが存在しており、それらを状況に合わせて使い分けていると言われています。
挨拶や危険を知らせる警戒の合図など、鳴き方の音程や回数を細かく変えることで仲間同士で複雑な会話をしています。