カピバラに関する豆知識

癒やし系動物として不動の人気を誇るカピバラですが、実はその愛くるしい見た目からは想像もつかないような驚きの生態をたくさん持っています。

お風呂でのんびりする姿だけでなく、意外な身体能力やユニークな習性を知ることで、彼らのことがもっと好きになるはずです。

今回は、意外と知らないカピバラの雑学を厳選してご紹介します。

1. 世界最大のネズミの仲間

カピバラはネズミ目テンジクネズミ科に分類される、現生する世界最大のネズミの仲間です。

成体になると体長1メートル以上、体重50キロを超える個体も珍しくなく、そのどっしりとした存在感は多くの人々を魅了しており、動物園でも常に高い人気を誇っています。

2. 名前の由来は「草原の主」

カピバラという名前は、南米の先住民であるグアラニー族の言葉で草原の主を意味しています。

彼らは水辺の草原を主な生活拠点としており、その穏やかで堂々とした佇まいが土地を象徴する存在として親しまれてきた背景が、この素敵な名前に込められています。

3. 水中での驚異的な身体能力

のんびりした見た目とは裏腹に、カピバラは泳ぎが非常に得意で足には小さな水かきがついています。

水中では5分間も潜水することが可能であり、外敵から身を隠す際や移動の手段として、この高い身体能力を巧みに活用しながら、水辺での生活を生き抜いています。

4. 鼻・目・耳が一直線に並んでいる

カピバラの顔を横から見ると、目と鼻と耳が頭の上部に一直線に並んでいるのがよく分かります。

これはカバと同じ構造であり、体の大半を水に沈めた状態でも周囲をうかがいながら呼吸ができる優れた仕組みで、水生生活に適応した進化の結果と言えます。

5. 歯が一生伸び続ける

ネズミの仲間の特徴として、カピバラの前歯は一生伸び続けるため常に適切な長さに保つ必要があります。

野生では硬い草を噛むことで歯を削っていますが、飼育下でも木をかじるなどして調整しないと、口内を傷つける恐れがあるため、日々のケアが非常に重要となります。

6. 意外と速い!

カピバラは陸上を走るスピードが意外にも速く、本気を出せば時速50キロほどで駆け抜けることができます。

この速度はオリンピック選手が走る速さ以上のもので、外敵から逃げる際にはその瞬発力を存分に発揮し、草原を飛ぶようにして素早く駆け抜けていきます。

7. 自分のフンを食べる習性

カピバラには自分のフンを食べる食糞という習性があり、これは栄養を効率よく摂取するための知恵です。

一度の消化では吸収しきれなかった植物のタンパク質やビタミンを、再び体内に取り込むことで、過酷な自然環境を生き抜く生命維持に欠かせない行動なのです。

8. 鳴き声でコミュニケーションをとる

カピバラは感情に合わせて様々な鳴き声を使い分け、群れの仲間と密にコミュニケーションをとります。

リラックスしている時はキュルキュルと甘えるような声を出し、危険を感じると大きく吠えて仲間に知らせるなど、非常に社交的です。

9. 非常に社交的で「動物界の親善大使」

穏やかで非常に社交的な性格をしているため、他の種類の動物たちと一緒に過ごす姿が頻繁に目撃されます。

ワニや鳥などが背中に乗っても動じないその寛容な姿から、インターネット上では動物界の親善大使という愛称で親しまれています。

10. 睡眠時間は意外と短い

カピバラは野生下で常に天敵を警戒しているため、まとまった深い眠りをとらずに短い昼寝を繰り返します。

一日の大半をぼーっとして過ごしているように見えますが、実は周囲への注意を怠らずに小刻みな休息を積み重ねているのです。その警戒心の強さが生存の鍵です。

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