自律神経に関する豆知識
毎日なんだかだるい、疲れが取れないと感じていませんか。
もしかするとその不調、自律神経の乱れが原因かもしれません。
心と体のバランスを影で支える自律神経には、意外と知られていない驚きの仕組みがたくさん隠されています。
今回は、知っておくとちょっと得する自律神経の雑学を12個ご紹介します。
1. ため息は自律神経を整える防衛本能
無意識についてしまうため息は決してネガティブなものではなく、浅くなった呼吸を深くするための体の自然な反応です。
ふうっと息を長く吐くことで緊張状態からリラックス状態へと切り替わり、乱れた自律神経のバランスを正常な状態へ整えてくれます。
2. 腸は第2の脳と呼ばれる
腸と脳は自律神経を通じて密接に繋がっており、お互いに強い影響を与え合う脳腸相関という特別な関係性を持っています。
強いストレスを感じるとお腹が痛くなるのはこのためで、日々の食事で腸内環境を綺麗に保つことが心身の健康と自律神経の安定に直結します。
3. 涙を流すとリラックスできる
悲しい出来事や感動する映画などで感情が大きく動いて涙を流すとき、私たちの体は瞬時に副交感神経が優位なリラックス状態になります。
週末に思い切り泣ける作品を見る活動が、日頃のストレス解消にとても有効なのはこの素晴らしい体の仕組みによるものです。
4. 気圧の変化が体調を左右する
雨の日や台風が近づいている時に頭痛やだるさを感じるのは、内耳が気圧の低下を敏感に感知して自律神経が乱れるためです。
近年は気象病という名前で広く知られるようになり、天候の変化に合わせた事前の賢い体調管理がとても重要視されるようになりました。
5. 理想の呼吸は吸う1:吐く2
副交感神経を刺激して心身を落ち着かせるためには、息を吸う時間よりも吐く時間を長くする意識を持つことが最も効果的です。
4秒かけてゆっくりと鼻から息を吸い、8秒かけて口から細く長く息を吐き出す深呼吸を毎日の生活の習慣にすると心も体も整うでしょう。
6. 嗅覚は自律神経にダイレクトに作用する
人間が持つ5つの感覚の中で、嗅覚だけが感情をつかさどる大脳辺縁系と呼ばれる脳の器官に直接伝わるという特徴があります。
そのためアロマなどの心地よい香りをかぐことで、瞬時に副交感神経が刺激されて心身を深くリラックスさせることができます。
7. 朝日を浴びると体内時計がリセットされる
朝起きてすぐに太陽の明るい光を網膜に届けることで、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が脳内で活発に行われます。
これにより睡眠から活動への自律神経の切り替えと、狂いがちな体内時計のリセットがとてもスムーズに行われるようになります。
8. 首を温めると全身がリラックスする
首の周囲には太い血管が通っているだけでなく、体を休ませるための副交感神経の機能も非常に高い密度で集中して存在しています。
ホットタオルや専用のグッズを使って首の後ろを温めることで、効率よく全身の血流を促して自律神経を整えることができます。
9. 寒暖差疲労は自律神経の過労
季節の変わり目や冷房の効いた室内と屋外を行き来して、気温差が7度以上ある環境にいると体温調節のために自律神経が過剰に働きます。
その結果としてエネルギーを激しく消費してしまい、全身の強いだるさや肩こりなどの慢性的な疲労が蓄積してしまいます。
10. 睡眠前のスマホは交感神経を刺激する
スマートフォンから発せられるブルーライトは太陽の光に非常に近い性質を持っているため、夜に浴びると脳が昼間だと錯覚します。
その結果として活動モードである交感神経が活発になってしまい、寝付きが悪くなるなど睡眠の質を大きく下げてしまいます。
11. 作り笑いでも効果がある
心から楽しいと感じていなくても、意識的に口角を上げて笑う表情を作るだけで脳が今とても楽しい状態だと勘違いしてくれます。
この仕組みを賢く利用することで、強制的に副交感神経を優位な状態へと導き抱えているストレスを効率的に軽減させることが可能です。
12. 水を1杯飲むだけで胃腸から整う
朝目覚めた時にコップ1杯の常温の水を飲む習慣をつけると、空っぽだった胃腸の神経が適度に刺激されて活動の準備を始めます。
この小さな行動がきっかけとなって副交感神経のスイッチが入り、1日の自律神経のリズムがとても整いやすくなるのでおすすめです。