1. ホワイトチョコはチョコじゃない!?
実はホワイトチョコレートにはカカオマスが含まれていません。
カカオ豆から搾り取られる「カカオバター」を主原料に作られているため、正確にはチョコレートというよりカカオ風味の甘いお菓子なのです。
2. チョコはかつて飲み物だった
古代マヤやアステカでは、チョコレートは固形ではなくカカオ豆をすりつぶして水と混ぜた苦い飲み物でした。
砂糖は入れず、唐辛子や香辛料を加えて飲むのが一般的で、神聖な儀式にも使われていました。
3. チョコが通貨として使われていた
アステカ文明ではカカオ豆そのものが通貨として使われていました。
奴隷の購入や食料の取引にまで利用され、10粒でウサギ1匹が買えるほどの価値があり、まさに「食べられるお金」だったのです。
4. チョコレートは元々薬だった
16世紀ヨーロッパに持ち込まれたチョコレートは、体を温めたり疲労回復に効くとされ「薬」として薬局で販売されていました。
当時は砂糖やミルクも加えられておらず、今よりずっと苦い味わいでした。
5. チョコは犬にとっては危険な毒
人間には甘いご褒美のチョコレートですが、犬にとっては危険です。
チョコに含まれる「テオブロミン」という成分を犬は分解できず、嘔吐やけいれんを引き起こす中毒症状を起こす可能性があるのです。
6. 甘いチョコは意外と新しい最近
私たちが知るミルクチョコレートが登場したのは19世紀になってからです。
それまでは砂糖の少ない苦い飲み物のままでした。1879年にスイスのリンツ社が発明した「コンチング法」で滑らかさが実現しました。
7. チョコは虫歯予防にもなる?
チョコと虫歯は切り離せないと思われがちですが、カカオに含まれるポリフェノールには口内の細菌を抑える働きがあります。
砂糖が入っていない高カカオチョコなら、実は虫歯予防の一助になるのです。
8. チョコの香りは集中力を高める
チョコを食べるだけでなく、香りを嗅ぐだけでもリラックスや集中力アップの効果があると研究で分かっています。
受験勉強や仕事中にチョコをデスクに置いておくだけで効果を期待できるかもしれません。
9. チョコが恋する気持ちを高める
チョコには「フェニルエチルアミン」という恋愛中に分泌される脳内物質と同じ成分が含まれています。
バレンタインにチョコを贈ると気持ちが高まりやすいのは、科学的にも裏付けがあるのです。
10. 世界一高価なチョコは1粒数万円
世界には1粒数万円する高級チョコレートがあります。
金箔やトリュフを贅沢に使ったものから、宝石のような箱に入ったものまで。まさに「食べる宝石」と呼ぶにふさわしい贅沢なスイーツです。
更新日:2025年9月26日(金) 09:34