エイプリルフールは年に1度、誰もがクスッと笑える嘘をついてもいい日として世界中で親しまれています。
でも、そもそもなぜ嘘をつく風習が生まれたのでしょうか?
今回は、フランスの暦変更説から、意外と知らない世界の不思議なルール、そして絶対についてはいけない嘘の注意点まで、エイプリルフールにまつわる面白い雑学を11個ご紹介します。
1. 起源はフランスの暦変更説が有力

1564年にフランスの国王シャルル9世が、新年の始まりを4月1日から1月1日へと変更したことが始まりだと言われています。
この変更に強く反発した当時の庶民たちが、4月1日を嘘の新年と呼び、盛大に馬鹿騒ぎをして楽しんだのが現在の風習の由来となりました。
2. インドの仏教修行「ホーリー祭」由来説

インドでは春分の日から3月末まで厳しい悟りの修行が行われ、その修行が終わるのが4月1日だったと伝えられています。
しかしながら俗世に戻るとすぐに迷いが生じてしまうため、人々がその様子をからかって揶揄節として笑い合ったのが起源の1つです。
3. イギリスのルール「嘘をついていいのは午前中だけ」

イギリスやオーストラリアでは、エイプリルフールで嘘をついて楽しんでもいいのは正午までと厳格に決まっています。
午後になったら、すぐに嘘だったとネタばらしをして謝罪しなければならないという暗黙のルールが浸透しているそうです。
4. フランスでの呼び名は「4月の魚(ポワソン・ダヴリル)」

フランスではこの日を「4月の魚」と呼んでおり、子供たちが魚の絵を描いた紙をこっそり背中に貼り付けるいたずらをします。
4月になるとあまり賢くないサバが大量に釣れるため、簡単に騙される人をからかう意味が込められているそうです。
5. 江戸時代の日本には「不義理の日」があった

日本では江戸時代に「不義理の日」と呼ばれる日があり、普段ご無沙汰している人に向けて手紙で謝罪する習慣がありました。
現在のように嘘をついて楽しむ西洋文化が日本に持ち込まれて定着し始めたのは大正時代に入ってからのことだと言われています。
6. エイプリルフールという言葉は「騙された人」を指す

日本では4月1日の日付や行事自体を指す言葉として日常的に使われていますが、本来の英語の意味は少し異なります。
英語圏においてこの言葉は、嘘をつく日ではなく4月1日に見事に騙されてしまった人のことを指す言葉として認識されています。
7. イギリスBBCの伝説的な嘘「スパゲッティの木」

1957年にイギリスの公共放送BBCがスイスで、スパゲッティが木から大豊作になったというフェイク番組を放送しました。
映像を見た視聴者が完全に信じ込んでしまい、自分も育てたいと栽培方法の問い合わせがテレビ局に殺到する事態になりました。
8. 中国やイスラム圏でのエイプリルフールの扱い

イスラム教の教えでは嘘をつくこと自体が厳しく禁じられているため、エイプリルフールの文化を楽しむ習慣はありません。
また中国でも国営メディアが西洋の伝統に盲従して嘘をつかないよう、国民に向け呼びかけるなど国によって扱いが違います。
9. スコットランドでは2日間開催される

スコットランドのエイプリルフールは「ゴークデイ」と呼ばれており世界的にも珍しく4月1日から2日間にわたって開催されています。
2日目は「テイリーデイ」という別名で呼ばれており主に相手のお尻に関連したいタズラを仕掛けて楽しむという独自の伝統があります。
10. 4月1日に嘘をつき忘れた人向けの「メイフール」

4月1日にタイミングを逃して嘘をつきそびれた人が、ちょうど1か月後の5月1日に嘘をつく「メイフール」という言葉です。
日本ではあまり知られていない言葉ですが、SNSなどを中心に遅れてきたエイプリルフールとして話題になることが増えています。
11. ついてはいけない嘘の3つの暗黙ルール

どんなに楽しい日でも、人を深く傷つけるような嘘や他人に財産的な損害を与えるような嘘は絶対についてはいけません。
また災害や重大な事件など、人々の命に関わる嘘も社会的なパニックを引き起こす危険性があるため絶対に避けるべきNGな行動です。
更新日:2026年4月1日(水) 12:25

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