食材管理に関する豆知識

買ってきた食材を使い切れずにダメにしてしまった経験はありませんか。

実は保存方法を少し工夫するだけで、鮮度を長持ちさせるだけでなく、旨味や栄養価を劇的にアップさせることも可能なのです。

今回は、知っているようで意外と知らない食材管理の裏技を10個厳選してご紹介します。

1. 味噌は冷凍庫に入れても凍らない

味噌は塩分濃度が高いため、家庭用冷凍庫に入れてもカチカチには凍らず、スプーンですくえる柔らかさを保てます。

常温や冷蔵では徐々に発酵が進み風味が落ちますが、冷凍なら酵母の働きが抑えられ、開けたての美味しい状態を長くキープできるのです。

2. キノコ類は冷凍すると旨味がアップする

シイタケやシメジなどのキノコ類は、冷凍することで細胞壁が壊れ、旨味成分のグアニル酸やグルタミン酸が大きく増加します。

すぐに調理するより一度凍らせるだけで風味が増すため、安売りでまとめ買いをして冷凍ストックするのがおすすめです。

3. シジミは冷凍でオルニチンが増加する

シジミは砂抜きしてから冷凍保存することで、肝臓の働きを助ける成分であるオルニチンの量が数倍に増えることが分かっています。

低温のストレスがかかることで栄養価が高まる仕組みであり、旨味成分も一緒に出やすいため、味噌汁に使うと絶品です。

4. パンは冷蔵ではなく「冷凍」が正解

パンに含まれるデンプンは冷蔵室の温度帯で最も劣化が進み、水分が抜けてパサパサの食感になるため冷蔵は避けましょう。

一枚ずつラップに包んで冷凍すれば水分の蒸発を防ぐことができ、食べる時は凍ったままトースターで焼くだけで美味しく頂けます。

5. レタスやキャベツは「成長点」を破壊する

レタスやキャベツは収穫後も成長を続けようとして栄養を使い、芯の成長点から葉の水分を奪って鮮度が落ちてしまいます。

芯につまようじを刺したり芯をくり抜き成長点を壊せば、活動が止まってシャキシャキした食感を長期間保つことが可能になります。

6. トマトはヘタを下にして保存する

トマトのヘタ周辺は水分が蒸発しやすく、そこから乾燥が進んで皮がシワシワになったり、雑菌が入り込む原因になります。

保存する際はヘタを下に向けて置くことで水分の蒸発を最小限に抑えられ、果肉のハリと瑞々しさを長く維持することができるのです。

7. 生姜は水に浸けて保存する

使いかけや皮付の生姜は、保存容器に入れて全体が浸かるよう水を注ぎ、冷蔵庫で保存すると乾燥を防いで長持ちします。

数日おきに中の水を新しいものに入れ替える手間はかかりますが、これを行うだけで一ヶ月近くも変色せずに新鮮な状態を保てるのです。

8. ブロッコリーはポリ袋に入れてチルド室へ

ブロッコリーは他の野菜より呼吸量が非常に多く、常温に置くとすぐに蕾が開いて黄色く変色し、栄養価も下がります。

ポリ袋に入れて口を縛り、冷蔵庫の中でも特に温度が低いチルド室に入れることで、呼吸を抑えて鮮度とビタミンCを長く守れます。

9. ジャガイモはリンゴと一緒に保存する

ジャガイモを保存する袋の中にリンゴを一つ入れると、リンゴから出るエチレンガスの働きで発芽を抑制できます。

有毒な芽が出るのを防ぐだけでなく、ジャガイモ自体の寿命も延びるため、大量にストックする場合にとても有効な保存テクニックです。

10. 冷蔵室は「7割」、冷凍庫は「満タン」

冷蔵室は冷気の循環を良くするため詰め込まず、七割収納に留めて隙間を作ることが大切です。

一方冷凍庫は、凍った食材同士が互いを冷やす保冷剤の役割を果たすため、隙間なく満タンに詰めた方が温度変化が少なくなり、電気代の節約になります。

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