サンタクロースに関する豆知識
サンタクロースは、毎年クリスマスになると世界中に登場する不思議な存在です。
赤い服やトナカイ、北極に住んでいるという設定は有名ですが、その由来や理由を知っている人は意外と少ないかもしれません。
実はサンタには、実在した人物や各国の文化、広告の影響など、知られざる背景が数多くあります。
今回は、そんなサンタクロースにまつわる雑学をまとめて紹介します。
1. 靴下には金貨を入れていた
サンタクロースのモデルは、4世紀ごろに実在した聖ニコラウスです。現在のトルコ南部ミラの司教で、貧しい人や子どもを密かに助けた人物でした。
干してあった靴下や靴の中に金貨を投げ入れたという逸話が広まり、靴下にプレゼントを入れる習慣が生まれました。
2. 服が赤いのはコカ・コーラの宣伝からだった
赤い服のサンタが世界的に定着したのは、1930年代でアメリカのコカ・コーラ社が広告にサンタクロースを起用し、企業カラーの赤を基調に親しみやすい姿を描きました。
冬でも飲料を楽しんでもらう狙いがあり、この広告が現在のサンタ像を決定づけました。
3. トナカイに乗るのは物語からきていた
トナカイは寒冷地でも長距離を移動できる動物で、北欧や北極圏の人々の生活と深く結びついています。
19世紀の詩や物語で、トナカイがそりを引いて空を飛ぶ描写が登場し、幻想的な移動手段として広まり、現在のサンタ像につながりました。
4. トナカイには全員名前がある
有名なのは8匹のトナカイで、「ダッシャー」「ダンサー」など性格を表す名前が付けられています。
1939年に物語として登場した赤鼻のトナカイ「ルドルフ」が後に加わり、現在では9匹という設定が広く知られています。物語によって数が異なる場合もあります。
5. サンタクロースはフィンランドに住んでいる
北極に住んでいるという設定が一般的ですが、現実世界ではフィンランド北部ロヴァニエミが公式な故郷とされています。
北極圏に位置する雪深い環境がイメージと合致し、観光政策としてサンタ文化が活用され、世界的な観光地へと発展しました。
6. 煙突から入るのはひと目につかないようにするため
ヨーロッパの古い住宅では、煙突が暖房と換気の中心であり、家の象徴的な存在でした。
聖ニコラウスが人目につかないように贈り物を届けたという逸話と結びつき、煙突から入る設定が物語として定着しました。
7. もとは12月25日じゃなかった
12月25日はイエス・キリストの誕生を祝うクリスマスの日です。
もともと聖ニコラウスの贈り物文化は12月の6日に行われていましたが、宗教行事と融合することで、サンタがクリスマスに訪れる存在として定着しました。
祝祭と物語が結びついた結果です。
8. 国によって名前や姿が違う
サンタクロースの役割は共通していますが、国ごとに姿や名前が異なります。
フランスでは「ペール・ノエル」、ロシアでは「ジェド・マロース」など、気候や文化に合わせた特徴があります。
それぞれの国で独自に進化し、子どもに贈り物を届け親しまれています。
9. 日本で初めてサンタクロースを広告宣伝に使ったのは不二家
日本では昭和初期、不二家がクリスマス商戦でサンタクロースを広告に起用したとされています。
ケーキやお菓子と組み合わせることで、家庭行事としてのクリスマスが広まり、サンタは日本でも身近な存在として定着していきました。
10. 黒いサンタもいる
ドイツには民間伝承に登場するクネヒト・ループレヒトという黒いサンタがいます。
聖ニコラウスに付き従い、良い子には贈り物を、悪い子には戒めを与える役割を持っています。
恐ろしい姿で描かれますが、子どもに善悪を教える教育的な存在とされています。