料理についての豆知識
1. 焼くと肉が縮むのは水分がなくなるから
肉が焼くと縮むのは、加熱によって筋肉のたんぱく質が固まり、水分が外へ押し出されるためです。特に強火で急に焼くと、水分が一気に抜けて硬くなります。
焼く前に常温に戻し、適度な火加減で焼くことで、縮みを抑えジューシーに仕上がります。
2. 料理酒とみりんの違いとは?
料理酒は主に臭み消しと旨味を加えるために使われ、肉や魚の下処理や煮物に向いています。一方みりんは甘味と照りを出す調味料で、砂糖とは違うコクを加えられます。
料理酒は味を整える役割、みりんは甘味と仕上がりを良くするために使い分けができます。
3. 砂糖と塩の入れる順番で味が変わる
砂糖と塩を入れる順番は、砂糖は分子が大きく、先に入れないと素材に浸透しにくいため、基本は「砂糖が先、塩が後」です。
逆に塩を先に入れると、砂糖が入りにくくなります。煮物が甘くならない原因の多くは、この順番を間違えていることです。
4. 料理で変わるおすすめの油
油は種類によって風味や耐熱温度が異なります。揚げ物には酸化しにくい米油やキャノーラ油、炒め物には香りの出るごま油、サラダには風味豊かなオリーブオイルが向いています。
目的に合った油を使うことで、美味しさだけでなく健康にも良い影響を与えます。
5. 電子レンジで簡単時短
電子レンジはマイクロ波によって食品中の水分子を振動させ、内部から直接加熱します。そのため鍋やフライパンより短時間で温まります。
火を使わないため気軽かつ安全で、時短にもなります。加熱ムラを防ぐには、途中で混ぜたり、均一な厚さにすることが重要です。
6. 下味で旨味や柔らかさも増す
下味は味付けだけでなく、肉や魚を柔らかくする効果もあります。塩や調味料がたんぱく質に作用し、加熱時の水分流出を抑えます。
さらに臭みを減らし、旨味を引き出す役割もあります。調理前に少し時間を置くことで、素材の中まで味が入り完成度が高まります。
7. 「強火・中火・弱火」は実際どれくらい?
強火は鍋底全体に火が当たる状態、中火は鍋底の半分程度、弱火は鍋底の一部に火が当たる程度が目安です。火加減を誤ると焦げや加熱不足の原因になります。
家庭用コンロでは炎の大きさを目で確認し、料理に合わせて調整することが大切です。
8. アクは取ることで味も見た目もよくなる
アクは食材に含まれる不純物や苦味成分、血液やたんぱく質が集まったものです。必ずしもすべて取る必要はありませんが、放置すると雑味やえぐみの原因になります。
特に透明なスープや煮物では、見た目と味を整えるために丁寧に取るのが一般的です。
9. 「少々」と「適量」の違い
「少々」は指で軽くつまんだ量で約0.3gで、「適量」は好みや料理を食べる人に応じた量を指します。
レシピに曖昧な表現が多いのは、家庭ごとの味の違いを前提としているためです。最初は控えめに入れ、味を見ながら少しずつ調整することで、失敗しにくくなります。
10. なぜパスタのゆで湯に塩を入れるのか?
パスタをゆでる際に塩を入れるのは、麺そのものに下味をつけるためです。塩味のあるお湯でゆでることで、パスタの内部まで均一に味が入り、ソースと絡めたときに味がぼやけにくくなります。
また麺のコシを保つ効果もあり、仕上がりが格段に良くなります。