加湿器の雑学10選!観葉植物ではほとんど加湿できない
冬の乾燥が気になる季節に活躍してくれるのが加湿器です。
喉や鼻の不快感をやわらげ、肌のうるおいを守ってくれる心強い家電ですが、置き場所やお手入れの方法を少し間違えるだけで、加湿の効果が落ちたり、カビや雑菌が増えて健康に影響したりすることもあります。
水の入れ替え方や置く高さ、白い汚れの落とし方など、知っておくと役立つポイントは意外とたくさんあります。
そんな加湿器にまつわる雑学を10個ご紹介します。
1. 水道水の塩素は半日で抜ける
水道水の塩素にはカビや雑菌の繁殖を抑える力がありますが、タンクに入れて半日ほどたつと残留塩素が抜け、雑菌が増えやすくなるといわれています。
そのためタンクの水は毎日新しい水道水に入れ替えるのがよいとされ、減った分をつぎ足す使い方は避けましょう。
2. アロマオイルは故障のもと
専用のアロマトレーやパッドが付いていない機種のタンクにオイルを直接入れると、樹脂が傷んで割れるなど故障の原因になることがあります。
対応機種でもタンクではなく専用のトレーやパッドに垂らす方式が一般的なので、使う前に説明書を確かめておくと安心です。
3. 置き場所は部屋の中央がよい
エアコンを使っていないときは、湿った空気が部屋全体に広がりやすい中央付近に置くのがよいとされています。
窓際は外の冷気で加湿器のセンサーが誤作動しやすく、壁際やカーテンのそばは結露やカビの原因になることがあるため、少し離した場所に置くと安心です。
4. 乾燥は風邪をひきやすくする
空気が乾燥すると喉や鼻の粘膜がもつ防御のはたらきが低下し、ウイルスに感染しやすくなると厚生労働省は説明しています。
冬の室内では湿度を50〜60%に保つことが、風邪やインフルエンザの対策として効果的とされており、加湿器はその手助けをしてくれる家電です。
5. 肌にうれしい湿度は50〜60%
肌のうるおいを保つためには、室内の湿度を50〜60%程度に保つのがよいとされています。
ただし湿度が60%を超えるとカビやダニが増えやすくなるとされ、加湿のしすぎは肌以外のトラブルにつながることもあるため、湿度計で数値を確かめながら調整すると安心です。
6. 加湿方式は大きく4種類
加湿器はヒーターで沸騰させるスチーム式、振動で水を霧にする超音波式、濡れたフィルターに風を当てる気化式、組み合わせたハイブリッド式に大きく分けられます。
方式ごとに加湿の力や電気代、衛生面が違うので、部屋の広さや暮らし方に合わせて選ぶとよいでしょう。
7. 床置きだと加湿量が落ちる
冷たい空気は床近くにたまりやすく、低い位置に置くと加湿器の湿度センサーが実際より湿度が高いと判定し、加湿量を絞ってしまうことがあるといわれています。
床から50〜100センチほどの台や棚の上に置くと、部屋の空気の状態を正しく感じ取りやすくなるとされます。
8. 窓の結露は加湿しすぎの合図
窓の水滴は、空気が抱えきれない水分が冷えた面で水に変わるためで、加湿しすぎのサインのひとつと考えられます。
ただし外の気温や窓の断熱性にも左右され、放置するとカーテンや壁紙にカビが生えることもあるので、設定湿度を下げて換気をするとよいでしょう。
9. 観葉植物では加湿できない
植物は葉から水分を出す蒸散を行うため天然の加湿器といわれますが、一般的な観葉植物の蒸散量は1日にコップ半分ほどとされ、数リットルを放出する加湿器とは桁違いです。
しかも冬は植物の活動が鈍って蒸散量が落ちるとされ、加湿の主役として頼るのは難しそうです。
※「蒸散(じょうさん)」は、植物が根から吸い上げた水分を葉から水蒸気として出すはたらきのことです。
10. 白い汚れはクエン酸で落とす
白い汚れの正体は、水道水のカルシウムなどのミネラルが固まった水垢で、放置すると加湿量の低下や故障の原因になります。
水垢はアルカリ性なので、酸性のクエン酸を溶かした水に浸け置きすると落とせますが、使えない機種もあるため説明書の確認が欠かせません。
※クエン酸などの酸性のものと塩素系漂白剤を混ぜると、有毒なガスが発生する危険があります。